■ここでは鋳物を鋳造する過程で使われている道具について説明します。

原型(模型)
材料・・・木型・金型・合成樹脂・石膏・セメントなど 求める鋳物 の条件に
合わせて選択する。 多くの場合は木型・金型が用いられる
鋳物砂(特殊な鋳型を除く)
粘結剤を適当に混入
塗型材(鋳物砂の焼け付き防止 鋳肌を美しくする)
定盤 わく かき定規 鋳物筆 突き棒 スタンプ スコップ 湯口棒 上がり棒 押し湯棒 おけ類  目吹き 型上げ 型ゆるめ 
ハンマー 気抜き針 水準器 こてやへら類など


いもののわく      わく
鋳込み装置
クレーン又は人の手で (とりべ 湯くみ)
湯くみは注湯のとき湯が少ないときに、とりべは湯が多いときに何人かで持ちます
湯くみ
湯くみ
とりべ
とりべ
金属(材料)
インゴット
塊で保管してあります。
ひとつの塊は10kgです



仕上げの機械及び道具
シェイクアウトマシン(型ばらし)
ショットブラスト(砂落とし)

バンドソー(切断)
サンダーなど
融解炉
キューポラ こしき るつぼなど
熱源・・・・ 電気 ガス 重油 又はコークス


炉


キューポラ
煙突
キューポラ
鋳物工場のある町の象徴であったキューポラ も環境規制から小規模の工場では敬遠され
て 町からはほとんど姿を消してしまった。
るつぼ溶解炉用煙突
重油炉に代わって煙を出すこともない

■よく捜したら工場の中には、まだまだ珍しいものもあるよ。

いもののおはなし 鋳物の歴史 どんな物に使われているの 会社のホームページへ